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消費者金融の小話の目次

”小話”を読む前に

「消費者金融の小話」で話す内容は、全て、私が現役で働いていたときの話です。

しかし、あくまでも、「私が働いていた会社の話」なので、他の消費者金融会社と同じかというと、そうではないと思います。

各社によって、異なる点はありますので。。。

この小話が役に立つかどうかも、わかりません(笑)


同伴厳禁なのに…。

消費者金融の借入の申込の際は、「本人」が申し込みをしなければいけません。
しかし、一人ではやはり心細い人も多いようで、たまに、家族の人などと一緒に申込に来る人がいます。

本人だけの来店じゃいから、じゃあ門前払いかというとそういうわけではありません。きちんと、同伴者の方にもお茶を出し、本人のお隣の席に座って頂きました。

こういう利用者は特に何の問題もありません。仮に同伴者がいても、「利用者本人が申込書に記入して、契約をすればいい」のですから…。

しかし、ときに「え?!」と驚かせてくれるような人もいます。それは、ある日、自動契約機によっての申込をしに来た人の話です。
いくら自動契約機といえど、きっちりモニターでチェックしています。
ブースの中には、男性一人、女性一人のカップルの方が入室してきました。
席には女性が座り、後ろには男性が立っていました。
私たちは、てっきり彼女が申し込みに来たのだと思っていたのですが、申込書を記入している間、いちいち男性に確認しているのです。
そして、マイクで「お客様ご本人のお申込ですか?」と聞いたら、ナント返事は「いえ、彼なんですけど、記入するのがイヤだから書いてくれって頼まれて…」というのです。

1番目に話した利用者の「同伴」と、2番目に話した利用者の「同伴」はあきらかに違うのわかりました? 男女二人で申込に来た利用者は、契約決定までに数日かかったのは言うまでもありません。
こういう行動を取れる人は、「不審者」として警戒されますので、要注意。


住所不定って。。。

申込書の記入欄に当然のことながら、「住所」を書くところがあります。
ある日、借入を申し込みに中年男性が店頭にやってきました。

出されたお茶を飲みながら、担当者と会話を弾ませながら申込書を書いていたのですが、住所欄が空白なのです。担当者は「住所を書いていただきたいのですが」と言った瞬間、男性は人が変わったように大声でこういいました。
「住所は不定だ!!」
…と。
担当者も、その場にいた他の社員(もちろん私も)も目が点(笑)
苦笑しながら、担当者が再度住所の記入を求めると、「公園を転々としている身なのに、書く住所なんてあるか!!金がないから金貸してくれって言ってきてんだろ~が!」と怒り出しました。

もちろん、この男性はほぼ強制に近い状態で帰らせられましたが、「お金がないから借りに来ている」と言った男性の言葉に、「ごもっとも」とうなずいてしまった私です。


そんなにお金持ちならキャッシングしなくても。。。

借入の申込に来る人の理由は「生活難」が一番多いのですが、それ以外には車の購入資金のためになど、いろんな理由があります。

しかし、たま~に、「理由がわからない」という人も存在しているのです。

ある日、全身高級ブランド品で固めた女性が来店しました。お話を聞いていても、どうもお金に不自由している様子もない。
女性個人の収入や、ご主人の収入なども考えると、上限の50万の決定をしてもおかしくはなかったのですが、消費者金融はこういう人を注視する傾向があります。

ブランド品が買える、また、収入だって高めにあるのに、なぜお金を借りる必要があるのでしょうか?

一応、30万の上限で契約は成立したのですが、あまり、「お金があるのよ~」という言動は、逆に企業側の信頼が得られないので控えた方がいいかもしれません。。。


帰ってきたAさん

支店長や、部長、とにかくオエライさんがバタバタしだした日がありました。私や、他の社員たちはそんな様子を不思議に眺めていたところ、本店のオエライさんと、中年男性がうちの支店にやってきたのです。

「新しい社員の面接かな?」と思っていると、支店長は、顧客管理台帳の中から、ある台帳を取り出してきました。どうやら、その男性は利用者のようでした。
後に聞いた話ですが、その男性(Aさんとします)は、6年前から行方不明になっていた人でした。
6年経って、どうやら債務整理をしようとしたらしいのですが、Aさんが現れた時点で最後に返済をした日から5年を過ぎているので、「時効」が成立しています。そのため、Aさんは、「債務整理」をする必要もなく、晴れて「借金ナシ」の肩書きを持てるようになりました。

ただ、もし、業者に返済をする義務はなくなったのに、支払いをAさんが約束してしまっていたら、せっかく成立した時効が意味のないものとなってしまうので、もし、これを読んでいる人がAさんと同じような状態であるのなら注意してください。

余談ですが、Aさんは6年逃げ回っていたけど、その6年間、ずっと安心して眠ることができなかったそうです。


「預かり金」は返してもらいましょう

ATMで返済する際、小銭を取り扱っていないところがあります。最後の返済を終えたとき、そのときに「1万2350円」という場合、350円が取り扱えないので、大体の人が「1万3000円」を入金することになります。
どの人も、払いすぎている部分があるので、その払いすぎている金額を、「預かり金」として会社の方が保管しています。
その「預かり金」とは、利用者のものです。それを会社がずっと保管していることはできないので、会社側は利用者に、手紙にしろ、電話にしろで「預かり金があるので取りに来てください」という連絡をします。

この預り金の金額は、数百円~数千円というのが大体の金額なのですが、中には1万円そこらの預り金がある人がいます。
でも、完済した後、ほんとに二度と利用しないと覚悟を決めている人は、私たちからの電話に出てくれない人が多いのです。ようやく電話に出てくれても「預かり金が~」と言っただけで、「あ~もういいわ~」って切られてしまうのです。

預かり金は、もったいないのできちんと返してもらった方がいいですよ。
会社も返さなければいけないお金なので、取りにくるまで連絡をすることになります。
もし、ほんとにいらないのなら、その旨をハッキリ伝えましょう。

ちなみに、店頭まで行きたくない人は、銀行振込もできますし、もし金額が少なかったら、切手に代えて送ることも可能です。


ザ・名義貸し

名義貸しというのは、クレジットが契約ができない知人などに自分の名前を貸してクレジット契約させることを言いますが、名義貸しを頼む人がクレジット契約をできない理由とは、多くの場合ブラックリストや多重債務です。

「絶対迷惑をかけないから」という決まり文句で、名義貸しを依頼されると思いますが、絶対迷惑をかけていない…という人は、名義貸しを依頼した人たちの中で何人いることでしょう…。

私の支店に、50代前半の男性が現れました。現在のキャッシングを無効にしてくれという訴えに来たのです。もちろん、そんなことはできなので、事情を聞いてみると、「十何年来の友人に頼まれたので、名義を貸してやった。でも、その友人が先日亡くなってしまった」というのです。
「そもそも、自分が借りたわけではないのに、何で返済しなければいけないのか?!」という言い分がありました。
でも、ヒジョーに可哀想な話ですが、借りた名義が亡くなった友人ではなく、その人のものなので、借入を無効にすることは、絶対できないのです。

消費者金融にとっては「名義を貸した方が悪い」ということになります。
今回訴えたこの50代前半の男性は、借入が180万ありました。今後、この金額を返済していかなければいけないということです。。。

名義貸しをしてしまう理由は以下のようになります。

・名義を借りる人の頼みを簡単に断れない程度の人間関係がある場合
・心理的な錯覚
・報奨金が絡んでいる場合


返済できる状況じゃない!!

ある日、40代後半くらいの男性現れました。
その人は、カウンターに座るなり、いきなり、ギブスでグルグル巻きになった腕を担当者に突き出してきました。

「オレはこんな状態だから仕事もできやしない! 仕事ができないということは収入がないってことだから返済もできない!!」
…とまくし立てました。

このような場合、返済は待ってくれると思いますか?
残念ながら、待ってくれないのが事実です。



消費者金融の人間って…

借入を申込に来るお客さんは、たいてい「オドオド」しています。
どこか、後ろめたい気持ちがあるのか、背中を丸めて入ってくる人が多いのです。

特に多いのが、借入希望額を聞いたときの、か細い声。
「○○万を貸してください」と大声で言う人もいませんが、消費者金融側って、あまりそういうのを気にしていないんですよ。30万を希望しようが、80万を希望しようが、「一緒」なのです。

消費者金融で働いている人間は、借入、返済、モメ事が日常茶飯事なので、そういう感覚がマヒしてしまっている部分があります。

私が働き出したばかりのときに、いちいち利用者の事情を考慮しようと頑張っていたら、上司にこう言われました。

「利用者の心情を毎回考慮していたり、情を掛けていたら、消費者金融は商売あがったりだよ。利用者もバカじゃないから、あの手この手を使って返済を免れようとしたりするからね。そういう見極める目を持つことも大事だし、心を鬼にしなければいけないときもあるんだよ」
・・・と。

振り返ってみると、ほとんどが「鬼」になっていなければならなかったような~…。そんな気がします。


利用者の一字一句を記録されている

私のいた会社のパソコンは、ポンっとボタンを押しただけで、顧客情報が全て見られるようにしてありました。見られるというか「わかる」というのが正しいです。

その顧客の担当者だけではなく、会社の人間が誰でもわかるようにしてあるのです。
それは、顧客は「担当者」なんておかまいなしに連絡をしてきます。会社に電話をしてきて、担当者に代わる前に、用件を言ってくる人が多いからです。

また、会社内でも、役割担当が決まっています。借入管理担当の人、返済担当の人、預り金担当の人、債務整理など、弁護士や裁判所が絡んできた人の担当者…など。

顧客情報は日々変化しているので、いつどの担当に回されてもいいようにしてあるのです。

パソコンのデーター内にある顧客管理の中には、顧客との電話内容のやりとりや、そのとき話した内容を全て記録されています。(くだらない世間話もです)
また、返済が滞っている顧客の家に出向いたときに、顧客との間に起こったトラブルも記録されています。
「利用者のご主人に、「オレは関係ない」と言われクビをネクタイで締められた」…という内容もありました(怖)


毎日届けられる、手紙と電話

私は、返済&債務整理や自己破産など、弁護士や裁判所が介入した顧客担当をしていました。
毎日、郵便屋さんが、支店に契約書やアンケート、申込書や、その他の書類を届けてくれますが、その書類は内容事に担当者に振り分けられます。

その中で、利用者からの家族や親族、勤務先の上司からの手紙は私の元へ渡されました。

私は一日の業務の中で、一番辛いと思っていたのが、この「手紙を見る」作業と、家族からの「電話を受ける」作業です。

手紙の内容は、とても残酷な内容が多くありました。それは、「利用者が行方不明になった」ものや「自ら命を経った」という内容のものです。(電話も同じです)

利用者が命を絶った経緯と、死亡診断書が同封され、それを最後まで目を通さなけらばならなかった私は、情けをかけるなという上司の言葉を反する気持ちがいっぱいでした。

亡くなった顧客のデーターを見ると、最初は数万円の借入から始まり、どんどん膨らんでいったタイプが多くいます。
また、とても「律儀で責任感が強い」人が多いようでした。

私は、「どうしてそうなる前に、弁護士などに相談しなかったのか・・・」、そういう想いでいっぱいでした。

もし、多額の借金で悩んでいる人は、命を絶つなどの手段以外にいろんな方法があるはずなので、一人で悩まないようにしてほしいと思います。


自己破産に多いタイプ

余談ですが、自己破産に多いタイプはどんなものかをお話しておこうと思います。

・年齢的 … 30~50歳代
・家族構成は … 3人以上
・職業 … サラリーマン、または無職の人
・住居環境 … 持ち家以外の人
・最終学歴 … 高卒以下
・月収 … 20万以下

消費者金融界では、上記のことから、自己破産者には低学歴であるがゆえに、不況時ほど不安定な就業状況にならざるお得ない低所得者が、比較的多い」と結論付けられています。


「親展」の意味

手紙などの裏に「親展」を書かれているものがあると思いますが、この「親展」の意味はきちんと理解している人はあまりいません。

この「親展」という意味なのですが、「この書類(手紙)は、宛名に書かれた人しか見てはいけません」というものになります。そのため、家族であろうと、宛名に書かれた人以外が、封を開けることは許されない行為なのです。

消費者金融から送られてくる書類には、担当者の個人名で送られてきており、きちんと「親展」と書いてあることでしょう。
それなのに、宛名以外の家族が封を開けてしまい、消費者金融と関わり合いを持っていることがバレてしまって、家族とモメてしまう…というトラブルがしょっちゅう起こっています。

預かり金の連絡をするため、自宅に書類を送ったことがありましたが、その手紙を奥様に見られていまい大ゲンカになったと、怒鳴り込んできた顧客がいました。

ただ、「親展」と書かれたものを勝手に開けた奥様が悪いので、私には非がありません。
みなさんも、ご注意を。。。


完済した後の契約書

無事に返済も終わり、完済した後、契約書はどうなるか知っていますか?
利用者の申し出がない限り、会社側での「保管」という形になります。
保管ということは、完済してもまだ「利用者扱い」です。

契約書がそのままだと、完済しても、手元にあるカードで再度の借入が自由となります。
もし、今後、借入の予定がないのであれば、完済した後に利用していた会社に「契約書の破棄」を申し出ましょう。

破棄を申し出た場合、消費者金融はその契約書をシュレッダーにかけることになっています。
消費者金融と今後一切関わりたくないという人には特にオススメです。
増額しなすよ~という連絡もこなくなりますからね。



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