35日サイクル

35日サイクル

消費者金融界では、「35日サイクルの返済日」を設定しているところが多くあります。
35日サイクルとは、次回返済日が当回返済日翌日より35日以内という周期を取っているということで、これにはきちんと理由が存在します。

「30(31)日」は1月の日数です。通常、給料日は「月1回」と考えられ、それを日数換算すると「30(31)日に1回」となります。

ATMが登場してからは、返済もATMを介して行う人が多くなってきました。しかし、ATMがなかったころは、店頭への直接持参(手渡し返済)による返済が常でした。 

給料日というのは、だいたいどこの会社も同じで「毎月25日」という設定が比較的多いです。
近年では、「10日」や「末日」などに分散されていますが、「25日給料日」の傾向が強かった一昔前では、おのずと返済のために来店する利用者が同一日に集中してしまうので、店側としても以下の考え方が必要となってきたのです。

1.店頭の混雑緩和を考慮し、返済による来店者の分散化を狙い、1ヶ月プラス数日間の猶予を設けたが、何日ぐらい猶予を設けるかについても考えなければならなくなり、その根底として以下の考え方が持ち上がった。

2.当時は土日曜日にしか来店できないお客さんが多くいたため、「給料日の周期(30日)+次に来る土日までの日数(月~金の5日間)」を猶予として設定した。

この「35日サイクル」は、消費者金融にとっても利益につながる要素があります。
毎月1回の返済の場合、単純計算で年「12回」の返済となりますが、35日サイクルの返済の場合、年「10.4回」の返済となる。
少しでも借りてもらう期間があった方が営業的にもありがたくなり、返済決算はシステム上少なくなるというものです。また、30日 (1ヶ月)で返済してもらうより、35日で返済してもらったほうが「5日分」の利息を徴収できるという要素も裏には潜まれているのです。

  35日サイクルの最大のメリットには、「返済日が連動して動く(35日後に)ため、利用者の事情や給料日の変更などにもフレキシブルに対応しやすいという利便性」というものが上げられ、デメリットには、メリットの「利用者が返済日を忘れてしまうこと」の多発が上げられます。



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